高校の吹奏楽部の練習日なのです.
はかせは OB として高校の吹奏楽部の定演に出演させてもらいます.
楽しみなので、ちょっと早い目に出かけて、おさらいをちゃんとしとこー、と思って早めについたところ、すでにとメンバーがぽつぽつと集まっていました.
はかせも、出来てない箇所のおさらいを頑張るのです.
_ 曲はチャイコフスキーの「スラヴ行進曲」です
N親分は
「3連符による刻みと八分音符による刻みのからみ」
「複前打音を拍のの外に出すか、中に入れるか」
などについて指揮者君と打ち合わせをしていました.
_ そんな中で、指揮者君の指導による木管だけでの合奏が始まりました.
金管・打楽器は別の部屋でN親分が面倒を見ているようです.
今回はかせが心配してたので大きな事は
「速い刻みで、テンポが走ってしまうのではないかしら」
という事です.
ところがところが、それ以前に八分音符の刻みがキープ出来てないぞ.
刻みが下でビートを作って支えてやらないといけないのに、メロディーを聴きながらそれに合わせて拍を打って行ってる状態なのよ.
これではダメなので、バスクラ君にちょっと苦言を呈しました.
速い刻みは思いの外みんな落ちついてやってくれています.
今日の練習ではじっくりゆっくりと前半の遅い部分だけを繰り返したので、みんなこのテンポと拍が染みついてくれてたら良いのになー.
_ 気になった箇所は、速い刻みのテンポよりも、白玉音符のテンポです.
自分が刻みを打つ箇所は拍を意識しながらやってても、白玉の箇所になると拍の意識が飛んでしまうのかしら?
_ もひとつ気になったのは音量です.
音大きすぎだよ.
フォルテシモで大きすぎではなく、ピアノの箇所でも気持ちよく吹きすぎなのよ.
ピアノの緊張感は気持ちよく大きい音で吹いてたら出せないよ.
「ここ吹くのはオレだけだから、オレのの歌を聴かせてやろう」と思ってもピアノなんですよ.
作曲者(編曲者)が強弱記号を付した意図を汲み取って下さい.
チャイコの強弱記号は、半端ないもんね。曲によっては、ppp~fffまで使い分けてるしね。再現するのはアマチュアには難しいかもね。ただ、スラヴは出来ると思う。
私は全部pで吹いてるつもり。。サックス軍団、音大き過ぎ。