奈良国立博物館にて国宝法隆寺金堂展が催されています.
法隆寺金堂の四天王と阿弥陀如来が展示されています.
これはすごい.
こんな大物が寺外で展示されるとは...
行きたい行きたいと思っていたところ、時間があったので、朝からよいしょっと出かけてみると...すでに行列ができている(゜_゜)ガーン.
どうも入場制限をかけていたようです.
そんなに人気があるものだったとは思わなかった.
展示室に入ってみると.
展示室はそんなに大きくない一室だけ.
展示されているのは四天王、阿弥陀三尊、金堂壁画2面、昭和の修復壁画、釈迦三尊、阿弥陀三尊の天蓋、薬師如来の台座、釈迦三尊の台座、阿弥陀三尊の台座、剣2振り.
これらが一室に収められていました.
これは入場制限もかかるよ.
阿弥陀如来の方が本尊の筈なのに、四天王の方が格上の扱いでの展示となっていました.
美術品の扱いの上では四天王の方が格上になるのはしかたない鴨...
四天王、阿弥陀如来ともに普段から法隆寺の金堂で公開されているものですが、金堂では暗い中、正面からしか見ることができないのです.
博物館ではそれが後ろから前から好きなだけ眺めたおす事ができるのよ.
嬉しくってあちらこちらから眺めまくってやりました(^Q^;).
奈良国立博物館では通常の展示にもすごいのがいっぱいあふれています.
バスーンのリードとボーカルの相関関係についてmollenさんがhttp://mollen.livedoor.biz/archives/51465067.htmlで書いておられます.
はかせも最近これについて同じような事を感じました.
ファゴットフェスティバルにてヤマハがブースを出しており、スーパーボーカルを複数種展示しておりました.
いくつか試奏してみた時に感じたことをば.
楽器----ボーカル----リード
YFG811----CN3S----(いつもの)
この組合せでいつも演奏しています.
音程・吹き心地など申し分ありません(^Q^).
試奏コーナーで
楽器----ボーカル----リード
YFG811----EN3S----(いつもの)
この組合せで試奏したところ、音色、レスポンスなどなかなかいい手応えだったのですが、E3の音程がダメダメ(T_T).
リードの調整が悪くて音程がまともに出せない時と同じ状態でした.
ベストだ、と思っているリードは「楽器-ボーカル-リード-吹き手」の組合せによって決まるものであり、どの条件でもベストだと言うものではないようです.
吹き手が同一人物であってもボーカルあるいは楽器が変わればダメダメのリードになることもあり得るようです.
法隆寺に行ってきました.
7/6の日記に書いたように現在法隆寺金堂の須弥壇が修復工事中で、この期間、金堂の四天王と阿弥陀如来は奈良国立博物館に展示されています.
通常、金堂には四天王や阿弥陀如来だけでなく、薬師如来や釈迦三尊が安置されています.
この間、薬師如来と釈迦三尊が上御堂で見ることができます.
これらの仏像は普段は暗い金堂の中であまり見えないのですが、上御堂の明るい場所で拝観できるのが嬉しくて出かけてきました.
上御堂は普段は非公開で、この期間に限り特別公開されています.
そのため、存在を知らない人も多いと思います.
はかせは上御堂の場所は知っていましたが、見たことはなく、どこから行っていいものかすら分かりませんでした.
拝観前はどこから行くのか不安でしたが、行ってみるとびっくり.
講堂から裏にぽこっと通路が開いており、石段を登っていくようになっています.
こんな道があるのは知らなかった...
写真の正面の建物が上御堂です.
開いている扉から仏像を拝観することができます.
明るい建物で、国宝の薬師如来、釈迦三尊ともにはっきり見ることができました.
建物の写真はOKですが、仏像の写真の撮影は禁止されています.
でもこの建物なら、ちょっと離れたところからなら撮影出来そうな勢いです.
それほどこれらの仏像がオープンにされています.
ありがたいことなのです.
振り返ると講堂、金堂、五重塔が見えます.
けっこうな高さの場所に位置することがわかります.
京都に住んでいるとどうも気になってしまう祇園祭の宵山.
今年も出かけてきました.
今年はできるだけ人混みに揉まれないように、宵山、宵々山を避けて、宵々々山にお出かけなのです.
さらに、四条通より北には動かず、南側の人通りの少ない山鉾を狙ってみました.
地下鉄四条駅で下車、一番人気の長刀鉾には目もくれず西に向かって歩きます.
目につくのは函谷鉾.
まだ時間が早いので写真にもきれいに移ります.
これは、四条烏丸付近から西に向かって撮ったもの.
月鉾が写っています.
月鉾は撮りやすいのか京都新聞のカメラマンも撮影していました.
月鉾では、宵々山、宵々々山に浴衣を着ていくと鉾に登れるのです.
登ってみると、ちょうどお囃子が始まりました.
鉾の中で聞くとけっこうな音量なのよ.
夜店を冷やかしながら綾傘鉾へ.
この鉾はすごいきれいなのですが、ビニールカバーがかけられていてよく見えない...残念.
綾小路は人通りが多いわけではないものの、綾小路室町、綾小路新町の交差点にいたるまでがちょっと混雑します.
人気の船鉾をスルーして、仏光寺通りへ.
ここまで来ると静かなものです.
今年のお目当ては木賊山 (とくさやま).
暗くて写真は撮れなかった...
木賊山がどんなものかはhttp://www.kyotokk.com/tokusayama.htmlでご覧ください.
ご神体がすごく悲しそうな表情なのです.
我が子をさらわれたおじいちゃんを表したそうです.
この木賊山ではそのお話にちなんでか、迷子のお守りが売られていました.
方向音痴に御利益があるそうな.
_ 名高い祇園祭の山鉾ですが、これは八坂神社の神様が乗られる御神輿ではありません.
御神輿は別途ちゃんとしたものがあります.
山鉾は神事の意味では祇園祭の主役ではないのです.
はかせが思うに、この山や鉾の原型は、八坂神社の祭りに応じて町の人たちが祭りを盛り上げるために行ったものではないのでしょうか.
現代のお祭りで子供会がポケモン神輿をかつぐのと同レベル.
弁慶かっこいいからおいら達の町では弁慶神輿を作ろうぜ→のちの橋弁慶山.
おれ達の町はメカ職人で成り立ってるんだし宣伝のために動くメカ神輿を作ろうぜ→のちの蟷螂山.
そんな調子で市内のあちこちの町が始めていったものが時を経て伝統行事になったのではないでしょうか.
以上全然根拠のない考察です.
_ 祇園祭の鉾は長刀鉾、月鉾、船鉾など有名なものが多くありますが、山は地味なこともあってあまり存在が知られていません.
でもでも上記のことを想いながら山のご神体を観察していくと面白いですよ.
はかせの好きな鷹山なんてほんとに意味不明.
白黒のぶち犬を連れた犬飼、タルを背負ってちまきを食べる樽負、タカを連れた中納言行平.
こいつらに疫病退散とどんな関連があるねん.
_ ところで「祇」園祭?「祗」園祭? どっちの表記が正しいのかな?
ルーターの syslog を FreeBSD マシンでとってみようとの企みなのです.
ルーターは NTT の Web Caster 6400Mです.
6400M について普通にググってみるのですが、いい情報が得られないの.
どうもこのルーターNEC製らしいとのことでNEC製全般のルーターの情報を検索し、それをいろいろ組み合わせる事で解決しました.
ルーターに telnet します.
userID と pass をきいてくるので userID には"user"、パスワードは設定したものを入力.
> show syslog mode
でsyslogの状態を確認できます.
最後の方、「FORWARD」以降に表示されているのが外部に syslog を送る関連の設定です.
これを書き替えてやるのよ.
> syslog forward mode enable
> syslog forward address 192.168.X.X #←syslogを受け取るマシンのIPアドレス.
> save sys
これだけです.
> show syslog mode
で設定を再確認できます.
FORWARD
MODE ..... enable
ADDRESS ..... 192.168. X. X
FACILITY ..... LOCAL1
となっていたらOK.
まずsyslogファイルを作ります.
# touch /var/logl/6400M_log
# chmod 644 /var/logl/6400M_log
ここにルーターの syslog が記録されていきます.
続いて syslogd の設定です.
/etc/syslog.conf を開き、
LOCAL1.* /var/log/6400M_log
を追加します.
最後に rc.conf の設定です.
/etc/rc.conf を開き、
syslogd_flags="-a 192.168.1.0/24:*"
を追加します.
再起動するか、syslogd を kill -HUP し、ルーターのイベントを待ちましょう.