大原の三千院へ行ってきました.
デュークエイセスの歌でお馴染みのあのお寺です.
前日から妻ちゃまが「写経したい」などと言いだしたのよ.
それならお気軽に写経できる大原三千院がいいのではないかと言うことに.
ちょうどアジサイの季節ですのでこりゃちょうどいいわと言うことでそっちの方も愛でてくることに.
大原へは京都から車でR367を上っていきます.
はかせは独身の頃自転車でよくここを登りました.
京都北山の坂の中でも比較的傾斜がゆるく楽しいサイクリングが楽しめるコースなのよ.
クルマだと大原まであっという間.
京都バスの大原のバスターミナル付近にいくつもある駐車場に駐車.
三千院まで歩きます.
ここでナイショ話.
三千院にだけ行く人は門前までクルマで登れます.
門前に駐車場があります.
けっこう穴場.
はかせは寂光院にも行くつもりですし、門前町を歩くのが好きですのでその手は使わないのですが、必要のある人はぜひお使いくださいませ.
寂光院の門前にも駐車場がありますので、歩くのがイヤな人はクルマで移動するのがいい鴨知れません.
_ 三千院では客殿を見学したあと、円融房写経場に向かいます.
写経場は、順路からは外れているため静粛が保たれています.
写経する人はほとんどいません.
参拝者のほとんどは写経場を通らずに次の見学コースに向かっています.
そんな静かな写経場に付くと、まず入口で用紙を貰い筆ペンを借ります.(無料です)
で、おもむろに写経をはじめましょう.
わずか16文字、しかもお手本をなぞるだけの写経なのですが、気を引き締めて心を張りつめて文字を書いてみました.
初心者には16文字で目一杯.
大覚寺に行くと般若心経の写経が出来ますが、もうちょっと上級者向きかも.
_ 写経を終えてからあじさい苑に行ってみました.
見事に見頃なのよ.
ちょっと緑のかかった青い花が主を占めているのですが、中には紫のやらピンクのも.
よく見ると花の形が違うものもあるようで、いくつかの品種が植えられているようです.
アジサイの園芸品種の事まではさっぱり分からんのよ.
こ難しいことはさておいて、花を見に来るのもいいもんだな、と言うことがよく分かったのでした.
_ さてさて、参拝を終えて寂光院へ向かいます.
バスターミナル〜三千院はけっこうにぎやかな道ですが、バスターミナル〜寂光院の間は静かでのどかな田んぼの中の道です.
昔からの農家の間を歩いていく小道.
目立つのはシソ畑.
大原はしば漬け発祥の地.
しば漬けに欠かせないのはシソ.
そんなシソ畑は収穫間近なのよ.
4年ぶりに訪れました.
(4年前の日記はこちら)
以前にも書いた事ですが、寂光院は2000年の5月に放火され、重要文化財の本尊 (地蔵菩薩立像) をはじめとする本堂内の全ての仏像と本堂が焼失してしまいました.
2003年にはかせがに赴いた際には本堂が再建中で仮の祠が建っていました.
_ そんな寂光院でしたが、2005年6月に本堂の再建が成りました.
本尊の地蔵菩薩も復元されました.
本堂も本尊も焼失前のそっくりそのままのコピーのようです.
驚かされたのがご本尊.
極彩色の輝かしい地蔵菩薩立像です.http://www.jakkoin.jp/keidai.html
残念な事に、前門主の小松智光さんはこの新しい本堂と本尊を見ることなく亡くなられたそうです.
こういった金ピカの仏像はなんとなくありがたい感じがしないものなのですが、寂光院の歴史、火災とその後の経緯、再建に尽力してきた前門主の小松智光さんのことなどを考えるとてこの新しい地蔵菩薩の前に立つと涙が出てしまいました.
境内には新しく小さな宝物殿が建てられており、火災の後の痛ましい姿などが展示されていました.
_ はかせの大好きな立て札はそのまま残っていました.
誰か知っている人がおられたら教えてください.
認証の必要なファイアウォール内部にある FreeBSD マシンにて、sysinstall からpackage等をインストールする際にファイアウォールの ID/PASS はどうやって記述したらいいのでしょうか?
_ 以下のような手順を踏んでインストール作業を行っています.
1. sysinstallの画面で[configure]を選ぶ
3. [Choode Installation Media]の画面で[HTTP]を選ぶ
一体どの画面にてプロキシのID/PASSを入れるのやらさっぱり分からないのですよ.
_ ports のインストールの際は .cshrc に、
setenv HTTP_PROXY http://ProxyID:ProxyPASS@proxy.hogehoge.ac.jp:8080
書いてやる事でうまくいってます.
会いました、と言うよりは見ました、ぐらいの感じ.
近鉄奈良駅の改札口でなんか出口制限をされているのです.
なんだなんだ、と思っていたら警察ぽいのやら駅員が大量にわらわらと涌いてくるの.
「民主党」の腕章を着けた人を見かけたので、民主党のエライ人が来るのかな? 小沢さん? 鳩山さん? と思っているところに安倍さん登場.
「民主党」の腕章はどうも「自由民主党」の腕章だったようです(^Q^;).
SPぽいのが周囲にいっぱいいましたが、大阪のおばはんパワー恐るべし.
「あべさーん!!」
「あべさん、がんばってー!!」
の声援だけでなく、近づいて握手する大阪のおばはん多数.
SPは大阪のおばはんには無力なのです.
これらのおばちゃんが安倍さんや自民党を支持しているかどうかは全く不明なのよ.
支持政党とか政策の問題じゃなくて、テレビで見れるような有名人だから声をかける、握手する、くらいのものなんでしょうね.
_ 「大阪のオバハン」は地球人によく似た生物です.日本の近畿地方に広く生育しており...という下りをどこかの本で読んだことがあります.
はかせの母親も大阪のオバハンだよぉぉぉ.
奈良の東向商店街の Sweets Cafe Cavalier に行ってきました.
生駒のSourire d'Ange (スーリールダンジュ) のケーキが食べれるケーキ屋さんなのよ.
はかせがスーリールダンジュ好きなのでこのお店には一度行ってみたかったのですよ.
食べたのは
S.ティラミス
ディジョネーズ
ショコラディジョンが食べたかったのですがありませんでした.
ちょっと残念.
おいしいケーキなのですが、お店はテーブルが小さい、ガラス張り、隣の席との間の距離が小さい、など、あまり落ち着ける雰囲気じゃなかったのが残念.
女子高生が制服でワイワイするのが正しいこのお店の使い方なのかも知れません.
久しぶりに奈良の元興寺に行ってきました.
なんとまぁ5年ぶり.
5年前に行った際の日記はこちら.
元興寺の本尊は智光曼荼羅図です.
智光さんは天平時代の元興寺のえらいお坊さん.
智光曼荼羅は、智光さんが夢の中で、すでに死んだ同僚のお坊さんに極楽浄土で再会し、極楽浄土のさまを感得する云々と言った情景を絵に表したものです.
奈良女子大の図書館のページでデジタル画像を見ることが出来ます.
http://mahoroba.lib.nara-wu.ac.jp/y03/mandara/
本堂には外国人が何人か見学に訪れていました.
家の中で靴を脱がない欧米人なのか、脱いだ靴が揃えられていずにあっちこっちを向いていました.
異人さんはこの寂しいお寺で何を見てるのでしょうか?
本堂を見学してから収蔵庫に行ってみました.
収蔵庫の方は相変わらずあまりきれいに整備されていません.
お金がないんでしょうね.
真言律宗ってお金がないのかな.
真言律宗って西大寺の下ですよね.
西大寺も地味ぽいもんなぁ.
_ 収蔵庫には国宝の五重小塔が収められています.
天平時代の五重塔建築で唯一現存するものであり貴重なものです.
でもでも目立たないんですよ.
法隆寺の大宝蔵院のような展示が出来ればいいんでしょうに.
どうも華やかさのないお寺なんです.
本尊が曼荼羅図だというのも華やかさから遠ざかっている原因なのかも.
格は興福寺と同格、歴史はそれ以上のお寺の筈なのですが、ならまちの住居の中に埋もれてしまっている現状や、立派な塔 (小塔ではちょっと...) や大仏と言った派手な目玉がないのが寂しいところです.
「世界遺産と奈良観光について」によると、毎日放送のウォークラリーが奈良に3万人を集めた日に元興寺に立ち寄った人はわずか500人だそうな.
同日に近所のならまち格子の家が来館者6千人だそうです.
やっぱり人を集められない元興寺なのね.
火事などで分断されすっかり荒れ果てた元興寺ですが、その中でも極楽坊だけがこうやって残っているのは、
「もともとの元興寺のうちで極楽坊の部分には工事が行き届かず塀がなかった.」
「塀がないために僧職だけでなく庶民が出入りする事が出来た.」
「そのため極楽坊は庶民信仰の中心となった.」
「元興寺の寺勢が衰えるようになっても庶民の支えにより極楽坊だけは生き残っていくことが出来た.」
ということをお寺の人が言っていました.
ホントかな?
_ 元興寺は平安時代中期以降に衰えました.
平安後期浄土教が盛んとなる時代になって、前述の智光曼荼羅が信仰を集めるようになりました.
やがて、智光さんが住んでいたとされる僧坊の一室が念仏道場となり、極楽房と呼ばれるようになりました.
極楽房は次第に元興寺本体から独立するような形になっていきました.
僧坊はそれに併せて仏堂などを備えた今の形に改築されたのです.
これが今の極楽坊.
1411年に元興寺から独立した寺院となりました.
_ 元興寺本体は平安中期から次第に衰え、鎌倉時代に講堂・食堂などいくつかの建物が失われてゆきます.
室町時代(1452)には火災に遭い金堂も焼失.
金堂はさすがに仮堂を建てるのですが(1472)に倒れることになり、以降は元興寺としてのまとまりをなくしていきます.
残ったパーツのうち観音堂・中門・五重塔のグループと、西塔のグループが分かれることになります.
やがて中門も倒れ、奈良時代の元興寺は民家に埋もれその中に観音堂(五重塔を含む)、小塔院(西塔)、極楽坊の三寺院が散在する形になったのです.
江戸時代後期(1859)には五重塔と観音堂が焼失し、天平時代の建築はなくなってしまいます.
観音堂焼失後に小堂が再建され、これが今の元興寺(塔跡)です.
_ 極楽房は現在の「元興寺極楽坊」で西大寺の末寺、宗派は真言律宗.
観音堂は現在の「元興寺(塔跡)」で東大寺の末寺、宗派は華厳宗.
小塔院は遺跡のみが残っていますが、管理は極楽坊の方が行っているようです.
白浜のアドベンチャーワールドに行ってきましたよ.
目指すは昨年末生まれた仔パンダ.
パンダ舎には特別に並ぶことなく入れます.
入るといきなり仔パンダだ.
仔パンダ強烈カワユスなのですよ.
ガラス張り、ちょっと暗い、パンダが動く、などなどで写真撮るのはむつかしいのよ.
みなさまはリンク先の仔パンダの写真で癒されてくださいませ.
帰路は白浜から海南まで大渋滞.
バスーンのリードのお話です.
先日購入してまだ試してなかったモノに挑むのです.
今週は「L(黄)」その2.
2枚買ったうちの2つ目なの.
1つ目は強すぎてちょっとはかせには無理だったので削って薄くしてやりました.
この2つ目もきつい.
第1針金をつぶして先端の開きを薄くしてやると、おぉーこれはいい.
強弱のコントロールも音色のコントロールも音程のコントロールも出来ます.
これも当たりなのよ.
ぶいぶいと吹けるぞ.
今までなかなか吹けなかった難しいフレーズもこれなら出来ます.
音色を求めて無理に重いリードで吹いているよりも、ある程度軽いリードでぶいぶい吹く方が今のはかせにはいいのかも知れません.