吹奏楽団の練習日なのです.
新しいチューバさんが加わって下さいました.
チューバ吹きが来た、ということは、はかせの居場所が減ってしまうと、心配するのよ.
ベースラインを1人で吹く時は、自分の思うままに楽団を支配してる気分で気持ちよいのです.
駄菓子菓子、2人以上で吹くと、打って変わって思うようにベースラインを演奏出来ないのです.
ベースラインってね、どうも気になるものなのです.
はかせが足りない演奏経験と足りないアタマで考えたのんと違うのんをやられると、あんまり気持ちよくないの.
ワガママ炸裂ですなー.
ところが、チューバ吹き氏、20年ほど吹いてなかったそうで、どうも調子が出ておらず、はかせは拍子抜けするのです.
そんなわけで、調子良く吹いてください、と応援するのです.
図書館に雑誌「ホトトギス」の復刻版が納品されました.
沢山の巻が JPG で 3枚の DVD に納められています.
目録をつくるために、これをチェックしないといけないのよ.
図書館員らしい仕事で嬉しいっす(^Q^;)//.
2巻4号 (明治32年1月) を覗いていると、浅井忠が絵を寄稿しているのを見つけました.
これが、どう見ても日本画なのです.
洋画家としてのイメージが強い浅井忠ですが、維新以前は日本画の人だったのです.
洋画家として大成してからは日本画は描いてない、とはかせは思っていました.
どうもそうではないようですね.
明治32年1月は、浅井忠がフランスに留学する直前です.
なんて書いたあとに仕事を続けていると、浅井忠が帰国後の10巻1號 (明治39年10月) にも浅井忠の日本画が載っていました.
洋行後にも日本画を続けていたのですなー.
しかしまあ、ホトトギス同人ってすんごい人たちが集まってたんですね.
正岡子規、高浜虚子、河東碧梧桐、夏目漱石、寺田寅彦、伊藤左千夫、野上八重子、長塚節、浅井忠、竹久夢二...
明治の文学者大集結ですなあ.
ホトトギスの中味を調べる仕事を続けます.
中味を調べる傍ら、この雑誌の由来や変遷を調べていきます.
まー、高浜虚子の傍若無人というか王様具合に驚きました.
虚子と碧梧桐が子規の子分として頑張っていた時代はよかったのですが、子規が死んで自分が親分の立場になってからはもう大変.
碧梧桐を追い払ったり.
漱石の小説を添削してたり.
俳句ちゅうのんはこーゆーもんだぜ、っちゅう連載を始めたり.
弟子がプロレタリア俳句にぶれたら同人追放なんてしたり、
もう大変ですわ.
図書館の行事でトークショーがありました.
実態は、なんとはかせの講演会なのよ.
地道に事務作業に徹しているような地味な図書館員でもこんな仕事が回ってくるのです.
準備に1週間ほど費やし、資料を用意し、原稿を書いて、発表なのです.
お客さまは予想の1.5倍ほど来て下さいました.
今までの経験からだいたい原稿200行で10分って予想していたのですよ.
持ち時間は60分、ということで、900行ほどを目処に原稿を作っていたのですが、なんやかんやで1150行も書いてしまった...
ま、いいか、とお話スタート.
10分しゃべったところで、ペースが遅いことに気付きました.
コリャイカン.
用意した原稿のうち、優先度の低い部分を飛ばして進めていき、ちょうど60分にまとめました.
うまい事しゃべれたかしらん?