次の課題が「大阪俗謡による幻想曲」なのです.
お手本の CD を図書館で借りてきて、楽譜を見ながら聴いてみました.
なんか手元の楽譜はかなりの部分が省略されたもののようで、演奏と楽譜を対応させられないのよ.
よくある「コンクールの自由曲の演奏時間にはめ込むためのカット」なのかしらん?
省略された結果、お手本の CD に比べるとショボいものになっちゃいます.
こーゆーのんはあんまり嬉しくないです.
この曲、バスーンのパート譜には、高音域が全然出てきません.
その分低音だらけ.
低音域の苦手なはかせにはちょっと辛いのです.
これを演る時には低音スペシャルなリードが必要になってきます.
去年も吹奏楽団でチューバパートを吹いたりしてたので、低音スペシャルリード使ってたのよ.
2年続きですなー.
吹奏楽団の練習日なのです.
早めに着いて個人練習をたっぷりするつもりだったのです.
人数が揃わないのでたっぶり2時間半、個人練習できました.
疲れたよ~.
「大阪俗謡による幻想曲」の楽譜をさらいました.
そんなに難しくはないのですが、
「発音が不確実になる最低音域の短い音符」
「指がすべる箇所」
「指が回らない箇所 (最低音の D♭-E♭ が16分音符でつながってる)」
「楽譜通りにリズムがとれない装飾音符」
などなどの注意ポイントが分かりました.
どれも合奏の中ではごまかしてしまえる事なのですが、この曲はかわいい中学2年生ちゃんと吹くのです.
なんとかしといて良いお手本を見せないといけないのよ(^Q^;).
中学2年生ちゃんはこの楽譜をどこまで吹けるのかしらん?
どうも手持ちのリードがあんまりよろしくないように感じます.
お気に入りのんは古いやつばっかし.
いくらか補充したいのです.
いつものリードが最近思わしくないのでブランドを替えたいのです.
ブランドを替えても良くなるか悪くなるか分からないので、冒険なのです.
怖いのです.
今使っているのんも「絶対これだ」というわけではありません.
買ったモノがそれなりに使えたので使い続けているだけなのです.
リードは高いのです.
昨日はリードを調整しようとしたらプラークが無くなっていました.
買わないといけません.
掃除用の小羽根も欲しいのです.
FAGOTT REED : RAINBOWDREAMファゴットリード : レインボードリーム |
ORIGINAL : REED CLEANING FEATHERオリジナル : リード掃除用羽(小) |
プラレールに「いなかのえき」というアイテムがあります.
はかせも持っていました.
今、うちのチビも持っています.
このオモチャの駅標、よく見ると「いなかのえき」ではなく「こうげんのえき」と記されています.
なにか問題があったのかしらん??
また、はかせが持っていたものはタブレットとタブレットキャッチャーが着いていたのですが、現モデルには着いていません.
まーねー、はかせも着いていたタブレットの意味は分からなかったんだからねー.
プラレール J-23 いなかの駅
タカラトミー
¥ 400
保温水筒を買いました.
飲み物を飲んでないとやってけないので、お仕事の友にします.
THERMOS ステンレススリムボトル 0.5L ミッフィー FEJ-500B WH
THERMOS (サーモス)
¥ 1,800
目指すべきバスーンの音色について、はかせの考え方が揺らいでいます.
はかせは高校生の時にバスーンを始めました.
もちろん最初は音色なんて関係なしに吹いていたのですよ.
でも、ちょっと吹けるようになるとね、スケベ心が出てくるの.
そんなスケベ心で、音色にこだわるようになっていきました.
その頃、バスーンソロのレコードなんて見たことも聞いたこともありません.
ベートーヴェンの「運命」の2楽章にちょこっと聞こえてくるソロがバスーンだとかろうじて知っていただけです.
(なんでアレがバスーンの音と知っていたのかはよく分からんのよ)
で、運命2楽章のソロで聞こえてくるあの音色を目指して吹いていたのですよ.
(当時持っていたのはバーンスタイン指揮、ニューヨークフィルのん)
それは、暖かく柔らかく遠くから聞こえてくるような包んでくれるような、とでも言うべき音です.
(コトバで表すのは不毛だ!!)
そんな音色を目指して練習に励んでいました.(うそです、あんまり練習してません(^Q^;)...)
リードはバリバリ鳴らないように第一針金も第二針金も丸になるように調整していました.
「ビリビリ」とか「バリバリ」なんてとんでもないと思っていたのです.
もちろん深くくわえて吹くのです.
初めて聴いたプロのナマ音も (なんと、トルコビッチだ)、そんな風にしか聞き取れていませんでした.
その後、ビブラートを覚えたものの、音色自体の好みは長く変わらなかったのです.
ベートーヴェン「運命」/シューベルト「未完成」 レナード・バーンスタイン&ニューヨーク・フィル
-
(no price)
木管五重奏のための作品集 アンサンブル・ウィーン=ベルリン
ソニーレコード
¥ 2,280
_ ここ数年、そんな考え方を変えるようになりました.
プレイヤーとリスナーでの音の聞こえ方が違う事に気付いたのよ.
奏者が「バリバリ」な音と思っていても、聴く人にはけっこう丸い音で聞こえているのです.
(これははかせの耳だけの事かも知れないので、あんまり参考にしないでね(^Q^;))
それなら、もうちょっとくらいは「バリバリ」が入っても良いのかしらん、と考えるようになったのよ.
そんな頃、手軽に聴けるようになったバスーンソロの CD を聴くと、どれもがそれまではかせの求めていた丸い音ではないのです.
もっとカドのある音なんです.
さらには、はかせが避けていた「ビリビリ」もけっこう入っているのです.
こういうのんを聴くのにつけて、今まで求めていた丸い音色はファゴットの音色とはちょっと違うんだな、と思うようになってきたのよ.
自分のバスーン吹きの指向が「オケ→アンサンブル→ソロ」と変わっていくにつれて、明るい音への指向が増してきました.
また、ファゴットフェスティバルで試奏したピュヒナーのアルテヴェルトの反応の良さと音の明るさにも影響されました.
楽器やボーカルを買うには至りませんでしたが、リードに求めるものを変えました.
リードは、丸い音色を求めるよりも、正確に吹けることを求めて、レスポンスの良いのん選ぶようになりました.
でもでも、長い間追求していた丸い音からはなんとなく逃れられないのです.
明るい音を目指している、なんて言いつつ、バリバリのリードはなんとなく避けてしまうのです.
PUCHNER : FAGOTT 19 ALTE VELTピュヒナー : ファゴット 19 プレミエール アルテ・ヴェルト |
_ そんな風に中途半端に明るい音を目指している中で、こんなソロを聴いて、プロの音色にもいろいろあるんだな、という事を知りました.
ソロでもこんな枯れた音で良いんですね.
衝撃を受けたのはこいつです.
なに、この柔らかい音.
はかせが過去に目指していた音色はこれやったんとちゃうん?
こんな音で良いのん??
また音色の指向 (志向? 嗜好?) が揺らいでいます.
吹奏楽団の練習日なのです.
上記の動画にかなりの刺激を受けたので、そのまんまにバッハの無伴奏チェロ組曲第6番のアルマンドをやってみるのです.
今の楽器、ボーカル、リード、はかせ自身に合っているのか、この音色は (はたから聴くときっと別物やねんやろなー) コピーしやすいのです.
ちょっとこの曲を練習してみます.
この動画、見直してみると、テナーより下の低音域では「バリバリ音」も混じっていますなー.
いくつもの音色を操れるのんが良いのんかしらん?
バッハ 無伴奏チェロ組曲(全曲) モーリス・ジャンドロン 校訂
全音楽譜出版社
¥ 2,100
国立国会図書館の NDL-OPAC が「国立国会図書館サーチ (NDL Search)」に変わりました.
「国会図書館サーチ」正式公開、全国図書館や民間の電子書籍も検索可能
なんてニュースがでましたが、まだNDL-OPAC は使えるようです.
国立情報学研究所の NACSIS Webcat が2012年度末で終了、との予告が表示されるようになりました.
Webcat後継の検索サービスについて
こちらも、一度「やめるよ」と言われたものの「当分続けるよ」となっていったものです.
今度こそおしまいかしら.
こないだのお日記でいろいろ書き散らかしてしまったのをtoshiさんに真剣に読んで頂いたようで、いろいろアドバイスや経験談を書いてくださいました.
toshiさん、ありがとうございます.
あのおにっきは、書きながら YouTube でいろんな演奏を聴いてるうちに自分でもよく分からなくなってきて、結論が出ないままに、続きを書いてもうちょっとまとめようと思って書き散らかしてしまった駄文なのです.
書きながら読み返しつつ「これはまとまってないぞー」と思いながらブログに載せてしまったのです.
Toshiさんにはありがたいだけでなく、駄文に付き合わせてしまい申し訳ない次第なのです.
で、Toshiさんのお話を読んだ上で、音色について思うことの続編なのです.
Toshiさんも書かれているように客観的に自分の音は聞けません.
電子楽器でスピーカーから離れた位置で演奏するのなら良いのですが、そういうわけにはいかないの.
ステージ上で吹きながら客席に分身を置くなんて出来るわけもないのです.
また、はじめてラジカセを買って貰い、自分の声を録音して聴き恥ずかしくなった経験(^Q^;)と同様に、奏者が自分で聴いてる音は隣の人が聴いている音とは全然違う筈なのです.
つまりは、自分で「この音色だ」と思って演奏していても、周囲には、自分の理想とは全然違う音が聞こえている可能性があるのよ.
管楽器では、Toshiさんの言う「音色を追い求めるという考え方そのものに少々無理があるのかもしれませんね (^^;」に納得です.
大学の時に、エレキギター弾きと一緒に楽器屋さん (「けいおん」でお馴染みの三条の十字屋だ!!) に行くことがよくありました.
楽器やアンプを試奏するのに付き合うのですが、彼の言う「この楽器の音が良い」が何のことが分からない事が多々ありました.
管楽器と違い、アンプを通して音を出しているので、二人に同じ音が聞こえてる筈なのに...
ギター君は「音色なんて自己満足なもの鴨知れないね」と笑っていました.
はかせはその辺りが鈍感なのかも知れないの.
こないだの吹奏楽団の練習でN親分がコルネットのマウスピースを変えた時の音色の比較をさせてくれました.
目の前でマウスピースを変えるのを見せて貰いながら聴くと、確かに音色が変わるのが分かります.
でも、はかせはやっぱりその辺りは鈍感です.
ブラインドテストで吹かれて「どっちのマウスピースの音でしょう?」とやられても絶対分かりません.
Toshiさんが、マウスピースやリードを変えても音色が変わらなかった、との体験談を語っておられます.
はかせのバスーンは今の楽器で3本目 (1=高校のもの、2=オーケストラのもの、3=自分のもの) ですが、実ははかせも、あまり音色は変わっていない気がします.
周囲の奏者にも楽器を変えた事を気付いてもらえませんでした.
どの楽器でも、はかせの出す音色は「優しい」と言われてしまうのです.
自分でも「もっとカドのある音が良いなー」と思ったりします.
でも、これがはかせのユニークな音なんですなー.
肉体的や経済的に無理して音色にこだわるのは控えめに(^Q^)して、リードやボーカルをいじくる時は自分が吹いてて気持ち悪くならない音色の範囲でレスポンスの良いものを探すようにします.
それよりも、
「そんなところにこだわるよりももっと練習しろ!!」
「表情のつけ方の研究しろ!!」
なのです(^Q^;).
_ N [コルネットはマウスピースで音色が変わりやすい気がします。トランペットではあんまり変化しないような気がします。 縦・横..]
吹奏楽団の練習日なのです.
いろいろあってあんまり自分の練習時間がとれなかった...(T_T).
N親分が金管4重奏の楽譜を用意してきました.
ちょっと吹かせてもらったのです.
なかなかこれ、楽しそうなのよ.
こんな曲をいくつか金管アンサンブルがやるのんがうらやましいぞ.
実は、はかせは4月以降、デュエットのパートナーがいなくなってしまうのです(T_T).
なんと、フルートちゃんが東京に就職してしまうのよ.
4月以降は吹く楽しみがひとつ無くなってしまうの.
あーあ、フルートちゃんと合わせるのん、楽しかったのになー.
充実してきそうな金管パートやサックスパートがうらやましい今日この頃.
バッハの無伴奏チェロ組曲6番のアルマンドをさらいました.
テンポをゆっくりとると、運指や音域の面では問題なく吹ける曲なんですが、はかせの幼稚な実力では魅力的な演奏にはほど遠いのです.
最初の1フレーズだけでも相当考えさせられます、が、難しいのよ.
大きな曲への取り組む時の最初の1歩って、いつもこんな感じなのです.
お友達のいない寂しいバスーン吹きは、バッハをちまちまさらうのんを楽しみにしときます.
吹奏楽団の次にとりあげる曲を考えないといけません.
N親分から「マーラーの9番の4楽章をやりたい」とのお声が...
もちろん、このクソ長い曲を通してやるわけではなく、冒頭の弦5部の部分だけだそうです.
また、アレンジの楽しみが出来ました.
_ はかせは、
シベリウスのカレリア組曲から「行進曲」と、
プッチーニの蝶々夫人から「ある晴れた日に」
を考えていました.
まー、これは「やりたいなー」と思っているだけなので、実際に出来るかどうかは不安.
楽譜作るのんも難しそうです.
_ 残念な事に、フルートちゃんが抜けてしまうと、戦力ががた落ちになってしまうので、あんまり凝った曲は技術的に出来ないのよ.
なんか良いネタないかしらん.
ピアノのソナチネアルバムに載ってるような曲なんか良いかも知れないと思っています.
こいつらだったら和音も構成も旋律もわかりやすいのです.
でも、速い指回しはダメなの.
そこばっかり練習するハメになってしまいそうなのよ.
二重奏でやろうと思っていたモーツアルトの K.424 を取り上げてみようかしらん.
でも、これを四重奏にアレンジするのはちょっと無理があるかしらん.
ギロックなどの幼年用のピアノ曲をいじるのんも良いなー.
_ いずれにせよ楽譜を用意しゃんといけないのです.
でも、シベリウスの吹奏楽用の楽譜を作ってからです.
ちょと時間かかりそうなのよ.
ソナチネアルバム(1) 解説付 zen‐on piano library (全音ピアノライブラリー)
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ギロック 叙情小曲集(改訂版) 解説付 作曲者による1991年改訂版
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シベリウスのカレリア組曲より「行進曲風に」を吹奏楽用にアレンジしようとあがいています.
困っているのが調の事です.
この曲の調はは 主部=イ長調、中間部=ヘ長調 となっています.
調号は、シャープ3つ → フラット1つ → シャープ3つです.
イ長調を吹奏楽の楽器達でやってもらうと、B♭管の人たちはシャープ5つ、E♭管の人たちはシャープ6つになります.(譜例1)
これは吹けないだろ...
前回の反省から「取り敢えず B♭ にしちゃえ」としたいのですが、半音上げて変ロ長調にすると、主部は良いのですが、中間部が変ト長調 (=嬰ヘ長調) なんておぞましい調になってしまうのよ.
転調先と転調前の両方を考えて調を設定しないといけないのです.
さー困ったぞ(v_v).
このままだとC管の人はフラット6つ (シャープ6つ) なんてビックリ調号が出てきます.
こんなん却下却下却下.
前回にアレンジで困ったのんよりももっとタチが悪いのよ(^Q^;).
はかせは、メンバーが指遣いの訓練だけに終始してしまう曲はちょっとイヤなのです.
今度は長をいじって少々曲のイメージが変わってしまっても、調号が少ない楽譜にしたいのよ.
指回しの訓練に時間を割くよりも曲作りに時間を割いてほしいのです.
で、どう移調するとみんなが幸せな調になるか図を作ってみました.
C管・B♭管・E♭管のすべてで調号が4つ以下になるのは、短3度上げた C (図の緑色)か、全音下げた F (図の黄色) のどちらかです.
それでもE♭管ではシャープが3つとか4つとか出てくるのよ.(譜例2)(譜例3)
アルトサックスの方の顔を思い浮かべると、ちょっとコレはやめておいた方が良い気がするの.
長3度下げた F (図の水色) にするとB♭管・E♭管の人はあんまり苦しまない気がします.(譜例4)
ただ、C管のの人達にがんばってもらわないといけないのです.
奏者の顔を考えるとこれが無難かなー.
No.307 シベリウス/組曲<カレリア> Op.11
日本楽譜出版社
¥ 840
_ K'uri [メンフと曲が合わない上に、ちゃんとメンフが読めない俺は「即死」しています。辻井版のメンフを吹いているCDってないの?..]
_ へ●たいはかせ [吹奏楽コンクール演奏集などの CD だと辻井版のんがありそうです (淀工の演奏は淀工版なのでダメよ).]