先日来手元のFreeBSDマシンにSennaをインストールしようとしていたのですが、
どうもうまくいかない.
MySQL のインストールでどうしてもつまずいてしまうのです.
バージョンを変えたりしながら何度やってもうまくいかないのよ.
そんなこんなでもうあきらめてしまいました.
で、改めて Ludia を試すことにいたしましたよ.
こちらはあまり困ることなしにインストール出来ましたのでその時の記録をちょっと書いておきます.
この文書はまったく無保証・無責任ですので参考程度にとどめておいて下さいますようお願いします.
これ用にマシンに FreeBSD6.1 をクリーンインストールしました.
Apache1.3 と Samba2 がどうしても必要だったのでインストールしてあります.
↑これははかせの操作環境に必要だっただけで今回の Ludia インストールにはあんまり関係はないと思われ.
この他に gmake が必要です.
はかせは gamek を sysinstall からインストールしました.
文字コードは EUC (ujis) を使うことを前提にしています.
それ以外の文字コードを使う際には --with-charset=utf8 などと configure の時に指定する必要があります.
_ 1) Mecab のインストール
ludia本体のインストールの前にMecabをインストールします.
Mecabはhttp://mecab.sourceforge.jp/#downloadからダウンロード出来ます.
#tar zxvf mecab-0.93.tar.gz
#cd mecab-0.93
#./configure --prefix=/usr --with-charset=ujis
#make
#make check
#make install
#cd ../
_ 2) Mecab用辞書のインストール
上記と同じ場所からダウンロード出来ます
#tar zxvf mecab-ipadic-2.7.0-20060707.tar.gz
#cd mecab-ipadic-2.7.0-20060707
#./configure --prefix=/usr --with-charset=ujis
#make
#make install
#cd ../
_ 3) senna のインストール
ダウンロードはこちらから.
http://qwik.jp/senna/Download.html
#tar zxvf senna-0.8.1.tar.gz
#cd senna-0.8.1
#./configure --prefix=/usr
#make
#make install
#cd ../
インストール後に$SENNA_HOME ディレクトリと設定ファイルを作成します.
# mkdir /var/senna
# echo "DEFAULT_ENCODING ujis" > /var/senna/senna.conf
_ 4) PostgreSQLのインストール
これがちょっとややこしい.
書籍などを参考にしてくださいませ.
バージョンは8.1.4を使いました.
かならず8.1.xバージョンを使って下さい.
他のバージョンでは動かないようです.(http://www.doblog.com/weblog/myblog/74336/16#16)
まずユーザー postgres をグループ postgres で作ります.
以下の作業は su postgres して行いました.
& tar zxfv postgres-8.1.4.tar.gz
& cd postgres-8.1.4
& ./configure --enable-multibyte=EUC_JP --with-perl
& gmake all
& gmake install
PostgreSQL のインストールや操作はその手の参考文献にあたった方がいいよ.
_ 5) Ludia のインストール
ダウンロードはこちらから
http://sourceforge.jp/projects/ludia/
# tar zxvf ludia-0.8.0.tar.gz
# cd ludia-0.8.0.tar.gz
# ./configure
# make
# make install
の筈なのですが make install の際に権限がない、と怒られました.
http://www.doblog.com/weblog/myblog/74336/14#14を参照して install-sh に実行権限を与えて make install するとうまく行きました.
これでインストール完了です.
Ludia が正しく動いているかはhttp://blog.mj-site.net/2006/10/ludia.htmlを参考にテストすることが出来ます.