耳がおかしくなって以来、久しく楽器を吹いていません.
早く復帰したいのですがいろいろあって、なかなかなのです.
吹きたいぞー.
最近時折楽器を持たずにタンギングの練習をしています.
実は、はかせはシングルタンギングがとことん遅いのよ.
以前から自分でも分かっており、速い16分音符の連打がくる度に泣いています.
ダブルタンギングならば速さには対応出来るのですが、リード楽器の悲しさで [k] の発音がダメダメになってしまいます.
[k] では音の出だしが遅れてしまうため、[t-k-t-k-] の間隔が均一にならず、[t--k-t--k-] なんて事になってしまうの.
シングルタンギングが速ければそれで事は済むのですが、どうしても速くできません.
あちこちの教則本を読むと、「舌の力を抜け」「息の流れに舌をまかせる」などなどヒントが書かれているのですが、その通りにやろうとしてもなんともならないのよ.
そんなある日、妻ちゃまがなんの気も無しに [hyu-hyu-hyu-hyu-] 息を出して遊んでいるのを聞いてびっくり.
はかせのシングルタンギングの倍速い!!!!
[t-t-t-t-] をやらせてみても、激速い.
何の練習もやっていない者でも出来る者は出来るのですよ.
フラッターが出来る/出来ない、が遺伝で決まっているときいた事があります.(妻ちゃまはフラッターが出来ない!)
フラッター同様、速いタンギングが出来るか否かも生まれつき決まっているのでは? との疑念もムクムクと沸いてくるのですよ.
はかせは如何に努力してもこれ以上なんともならないのでは?
いずれにせよ、これではイカンと考え、舌を速く動かせるように楽器無しで練習しています.
早く楽器で練習したいぞ.