先日の演奏会の録音を聞きました.
はかせの音は相変わらずハリが無い.
音量は以前よりは出て、音程もしっかりしてきました.(うぬぼれモード(^Q^;))
でもでも、音色が「埋もれてしまうような」音なのよ.
以前は「深みのある」「やわらかい」音が良い、と思って時もありましたたが、いまのはかせの目指すのんは明るい音色なの.
そんな明るい音色への志向からすると、埋もれてしまうような音色はちょっとイヤンなのです.
などなど事を考えつつ、今日の練習では「ベルカント」と称されたリードを使ってみました.
このリードだと、最近常用しているノナカの「S」よりも明るい音が出ます.
リードが柔らかいためか、全体的に反応が良く音が鳴らしやすいリードです.
特に、はかせの苦手な低音域の反応が良いのはありがたい事です.
また、コントロール出来る幅がとっても広いのよ.
でもリードの柔らかさは同時に唇への負担を強います.
発音だけだと容易なのですが、発音以上のコントロールも求めるとたいへんシビアになってしまうのです.
そんなわけで、このリードを使うと表現以前に音程や音量のコントロールを強いられてしまい、かなりしんどいの.
合奏では、弱音域でとんでもなく外した音を吹いてしまったので吹き続けるのをあきらめ、いつものノナカの「S」に換えてしまいました.
うーん、いいリードは無いかねぇ?
あー、この気持ちなんとなく分かります.
小さい時分から相当大きくなっても母にはこんな調子で扱われてましたです.
母の期待に応えて、母の言うことに従って、その通りに進んできたの.
確かにこれは辛いのよ.
「はかせ、××しぃやぁ」
と命じられるのは判断能力のない子供に対しては仕方ない部分も多いですが、相当大きくなってもその調子は変わらなかった.
「はかせは、△△やよねぇ」
と意識までも操縦されるのはやめてほしかった.
米の「20年前にちゃんと反抗期が来てれば良かったのにね。」にも同意なのよ.
はかせはそんな状態が辛くて、就職してからは、実家に寄りつかなくなってしまいました.
いやいや、オヤジよりやっぱりオカンでしょう。多分。<br>今でも怖いもん、うちのオカン。。<br><br>いつまでたっても、子供は子供なのかも知れませんね。<br><br>父母に感謝!