あまり周囲の者に言ってませんが、中学生の頃からグレン・ミラーの音楽が好きです.
「一般にジャズと言えばモダン・ジャズ以降を指す」と言われているのは知っていますが、ジャズの歴史の中では、スイングの時代のものが、その中でもグレン・ミラーが好きです.
そんなグレン・ミラー好きなはかせは中学生の頃から、毎年来日しているグレン・ミラー楽団の日本公演に行きたかったのですが...やっと行けました(^Q^).
そんなわけで、行ってきました(^Q^)、梅田技術劇場でのグレン・ミラーオーケストラ公演.
驚いた事に、周囲のお客さんはほとんどおじーちゃん・おばーちゃんなのです.
50年以上も前の音楽だし仕方ないですなー.
古くても音楽は素晴らしい.
ソロもアンサンブルもすんごい素敵.
ほとんど全員にソロが回ってきて、そのソロがかっこいいの.
観衆を置き去りにしてしまいがちなコルトレーン以降のソロとは違い、メロディアスで、長くなく、聞きやすいソロなのです.
楽譜に書かれているソロであるため、モダン以降のプレイヤーにとってはしょぼーんなソロなのでしょうが、聴いてる者はこれが楽しいのよ.
クローズ和音で5声のサックスが奏でるメロディーのアンサンブルはむっちゃ気持ちいいのです.
サックスの動きがユニゾンから和声に拡がったときの感覚が嬉しいです.
対してトロンボーンのスライド・ビブラートが気色悪いです.
何故だろう?
バイオリンのビブラートと仕組みは同じで、音程にかけるビブラートは理想の筈なのに?
トロンボーンのビブラートはやっぱりスライドよりも声と同じようにかけるのがいい気がします。グレン・ミラー、私も好きです。