吹奏楽団の練習日です.
オーバーホールから帰ってきた楽器の初吹きなのです.
楽器がピカピカなのが嬉しいよ.
でもまた何年かしたら銀メッキがくすんでくるでしょう.
まーそれはそれで「燻し銀」と言えばそれで良いのだ.
以下、初吹きの感想をば.
_ ジョイントの糸を巻き直して貰ったので、ジョイントがきついのです.
今までがゆるゆるだったのね.
これぐらいが標準だ、と言うことを覚えておきます.
コルググリスを塗りすぎると糸が膨らんでしまい、さらに抜き差しがきつくなるので、薄く薄くグリスを塗ります.
楽器のジョイントとは違い、ボーカルのジョイントは軽くなっており、スッと差し込めます.
これは気持ちいいのよ(^Q^).
_ キーの感覚が気持ちいいの.
当然キーノイズ・ガタは皆無.
なんかダブルジョイントの遠いところ、右手小指右手親指のストロークが短くなったように感じ、指回しがしやすいの.
隙間が出来ててふさがらなかったロングジョイントの低音キー、左手親指がグッと楽になります.
そんなこんな指まわりがすごく軽く感じます.
指まわりが良くなると、吹き心地まで軽く感じられるのがリード楽器の不思議なところで、ひたすら吹きやすいのよ.
_ 音色は全く変わっていません.
以前にフルートちゃんに「オーバーホールしたら音変わるよ」と言われていたのですが、そんな事はなかった.
_ ピッチも良くなりました.
コルク、タンポ、フェルトなどの消耗品を総交換し、楽器の設計通りにクリアランス等の調整をして頂いたため、本来のこの楽器の持つ正しいピッチが復活なのよ.
テナー音域での左手小指E♭キーって要らないんですね.
こんな事ならもっと早く調整出していたら良かったのよ.