吹奏楽団の練習日なのです.
今日も、音出しの後はタンギングを集中的に練習です.
最低域のダブルタンギングをゆっくりから始め、スピードを上げていきます.
口の中が狭くなっている高音域では、けっこうはっきり出せるダブルの「k」ですが、口の中を広げる低音域ではけっこうスカ当たりが多くなります.
そんな最低音域での練習は効果があると思われるのよ.
タンギングについて、今の練習がすぐ結果につながっていませんが、長い目で見て進歩しているぞ、と言えるようになりたいのです.
さらに、タンギングを鍛えるだけでなく、舌と指のシンクロも進歩させたいのよ.
スタミナについては進歩している自覚があるぞ.
何度もこの日記で話題にしている「スラブ行進曲」をさらいます.
この楽団には縁あって、同窓の高校の吹奏楽部のOBが何人もいてるのよ.
で、そんなメンバーで話題になるのは「スラブ行進曲」です.
K'uri氏はさわやかな笑顔で「でけへんわ」と笑い飛ばしています.
フルートちゃんは「こーゆーの苦手なんです」と高音域の指使いの確認中.
N親分はそんなメンバー達の話を聞きながら「この楽譜はトランペットがいちばん簡単かも」と嬉しそうな様子.
はかせは、まだ楽譜が読めていません.
臨時記号がいくつも出てくる箇所はそんなに指回しは難しくないものの、楽譜が読めていないために、吹けないの.
これは何度も繰り返して覚えないとダメなのよ.
あとは、パート譜にして最後の1ページの速い部分.
これは、楽譜は分かるものの指が回らない.
ひたすら指回しの練習あるのみですが、本番までにちゃんと出来るのかしらん.
本番までの練習はあと2回になりました.
気になるのはテンポの揺れです.
ちょっとずつマシになっているものの、まだまだ気になるのよ.
前回の練習では、ここがダメ、あそこがダメ、などといろいろと言ってみました.
出来る人はそれですぐに良くなってくれるのですが、ダメな人は何を言ってもダメだよん.
そんな状況なので、一介の奏者があんまり口を出しても雰囲気が悪くなるだけかなー、何も言わない方が良いのかなー、などと迷っています.
それでも、なんとか良い演奏にしたい、と言う気持ちはあるので
「最初の2分音符をしっかり出そうね」
とテンポが狂う原因の2分音符のザッツをなんとかするように声をかけてみるテストなのです.
これで次回はちょっと良くなるかしらん.