先日のOB楽団のスラヴ行進曲の録音を聴きました.
良くなかった(>_<).ダメダメなのは、
ダメダメだった事をいっぱい書こうとしたのですが、後ろ向きになってしまいそうなのでやめときます.
前向きになって(^Q^)、自分自身も含めていくつか改善できそうなポイント (反省点) をあげます.
_ テンポ感をどうにかしよう.
例年の事ですが、テンポの管理が出来てなかったのです(T_T).
「本番では走ってしまうから練習ではテンポを抑えておこう」と言う指揮者がいますが、それはおかしいと思っています.
指揮者は本番にてどのテンポで奏するかを示しておかないと、奏者個々の「テンポ感」が揃わないのです.
で、どのテンポが正しいのか分からない、なんて事態に陥るのよ.
「本番では走ってしまうから」ではなく、「本番で走らない」ように練習すれば良いのです.
予め曲のテンポを示しておく.
そして、それに従った練習をして本番を迎える.
今年は予めテンポを指定したことで、例年よりはずっと良くなったのですが、指定したテンポが守れずに、どんどん崩れていったのがダメダメだったのよ.
_ ピアノを美しく奏しよう.
ピアノから厳しく始まる曲なのに緊張感が出てません.
多くの奏者が「俺が」「オレが」と吹きすぎています.
一人一人の奏者は自分の音を際立たせるために吹いてはいけないのです.
吹きたくなるようなパートであっても楽譜が「ピアノ」ならばピアノで吹かないといけません.
その音色は、アタックは、音量は楽譜にピアノと書かれている時の演奏としてふさわしいのか考えて吹こうよ.
N親分いわく「センプレフォルテの中島みゆき状態」...
_ 合奏全体でどんな音を作るのか意識しよう.
上にも書きましたが「オレが」「俺が」状態です.
高校の時はそれで良かったのかも知れないけど、もうちょっと大人になって、全体の音を意識して吹いてみようよ.
自分がソロの協奏曲的な気持ちで吹く者が何人かいてます.
キミの気持ちは分からん事もないけど、全体としてどんなサウンドで曲が出来ていくのかを意識してやってみようよ.
_ 音の処理を美しくしよう.
音の処理が雑です.
アタックが強すぎるのです.
もう大人やねんやし、アタックだけで吹くのから卒業してみようよ.
さらには音符通りの長さが吹けてないのです.
楽譜にスタッカートの指示があるところとないところの違いを考えてみようよ.
そんな事を意識するのをきっかけに、いろんな表情の音符が吹き分けられるようになれたら良いのになー.
_ 練習・合奏の進行をうまくしよう.
ダメな箇所がどのようにダメなのかを明示すること.
分からない者にとっては、何がダメなのかどのようにダメなのかが分かりません.
ダラダラした合奏は不毛です.
合奏がけっこう飛び飛びに行われるので、それぞれの回で宿題を出すのはどうかしら.
「今日の合奏では△△の部分が※※できなくてダメダメでした.次に合奏するときには△△を※※出来るように練習しといてください.」なんてね.
はかせの理想は、指揮者が提示した指示、やってほしい指示をまとめて文書にし、次の合奏が始まるまでに配布する事です.
でもでも、これは人数多すぎて無理ですなー.
指揮者の負担も大変やしなー.
吹奏楽団の練習日なのです.
音出しをやってから、タンギング練習です.
今日はダブルをやらずにシングルをいろいろと.
まだまだ速くならないっす(T_T).
その速くならないシングルで、指と舌のシンクロの練習.
シンクロ練習は、始めたころに比べてだいぶ出来るようになってきました.
でもまだまだ上手い人から見たらダメダメなんでしょうな.
これらの練習はもっと鍛えよう.
_ 個人練習の時間がけっこうあったので、ヘンデルのフルートソナタをさらってみました.
1楽章は上のパート (フルートソロ) がメロディで下のパート (コンテイニュオ) は8分音符でうねうねと支えをやっています.
上のパートを吹いてみて、下でどんな事をやってほしいか考えてみました.
で、それを意識して下のパートを吹いてみます.
譜面がやさしい曲なので.がんばって表情豊かな演奏にしたいのです.
2楽章はけっこう掛け合いっぽく、下のパートが引っ張ってゆく曲です.
強拍を強めに長めにってやったら良いのかしらんなどと、曲をひっぱれるような力強い音楽を目指して吹いてみます.
4楽章は全然やってなかったので初見状態(^Q^;).
プレストのテンポがよく分からん.
とりあえず速いテンポで吹けるように頑張ってみるテスト.
_ 続いてはモーツァルトの二重奏.
まずはアルト記号に慣れよう.
下のパート (ヴィオラ) を通して吹いてみます.
下のパートはけっこう高い音域で伴奏に徹しています.
この音域のこの音型はキツいのです.
今日のリードはちょっと古いのか、ここまで吹いてるともう音が出なくなってしまった...
モーツァルトの練習もキツい筈です.
ティップを削ってやるといくらか反応が良くなります.
はかせやN親分のような「問題点の指摘」と「改善への指標」を出してくれると「非常にやりやすい」のです。。頼りにしてます。