ずいぶん前にバスーン用の革製バランサーを見たことがあったのです.
バランサーを一度試してみたい、と思っていながらも、楽器に穴を開けるのは大変、慣れ親しんだストラップを換えるのはちょっと...などと思っていたはかせにはピッタンコのお品なのよ.
(はかせ愛用のストラップはフックがごつくて普通のバランサーの穴には入らないのです)
ところがところがどこで売っているのかとんと分からないの.
検索しまくったところ、イギリスの楽器屋さんで売られているのんをハケーン.
見つけたのは良いけど、海外からお取り寄せなんてとても出来ないのよ.
(出来る人もいるでしょうけど、はかせにはムリムリかたつむり)
という事を Facebook に書いたところ、親切なプロの方がアトリエアルファさんで販売されている事を教えてくださいました.
で、早速お取り寄せしてみたのですよ.
開封してみると、けっこうちゃっちくてちょっとしょぼーんなのです.
袋の中味はこんなのでした.
早速装着してみるのです.
装着方法はかんたんかんたん.
元々のストラップリングにリングを引っかけて、革バンドをくるりと回すだけです.
元々のストラップリングが摩滅しないようにビニールで覆うなどの養生をしないといけない鴨知れません.
ちょっと長すぎたので一段短く調整.
調整はボルトを一旦外してから行います.
なんかネジが無くなりそうで不安.
初のバランサーの感想は「あれ?」でした.
左手が楽になるとか、指が良く回る、とかを聞いた事があるのですが、ピンと来なかったのですよ.
ところが、一旦バランサーを外してみると、左手にかかる楽器の重さにビックリ!!
今まではこんなつらい目をして吹いていたんだ、と実感.
これは良いですね.
立奏の際にダブルジョイントのF#キーがズボンに当たるのが気になっていたのも解消.
メカニズムとの干渉を心配していましたが、全然感じませんでした.