図書館に雑誌「ホトトギス」の復刻版が納品されました.
沢山の巻が JPG で 3枚の DVD に納められています.
目録をつくるために、これをチェックしないといけないのよ.
図書館員らしい仕事で嬉しいっす(^Q^;)//.
2巻4号 (明治32年1月) を覗いていると、浅井忠が絵を寄稿しているのを見つけました.
これが、どう見ても日本画なのです.
洋画家としてのイメージが強い浅井忠ですが、維新以前は日本画の人だったのです.
洋画家として大成してからは日本画は描いてない、とはかせは思っていました.
どうもそうではないようですね.
明治32年1月は、浅井忠がフランスに留学する直前です.
なんて書いたあとに仕事を続けていると、浅井忠が帰国後の10巻1號 (明治39年10月) にも浅井忠の日本画が載っていました.
洋行後にも日本画を続けていたのですなー.
しかしまあ、ホトトギス同人ってすんごい人たちが集まってたんですね.
正岡子規、高浜虚子、河東碧梧桐、夏目漱石、寺田寅彦、伊藤左千夫、野上八重子、長塚節、浅井忠、竹久夢二...
明治の文学者大集結ですなあ.