母校を訪れました.
吹奏楽部の定期演奏会にOB枠で今年も乗せて頂けるのです.
で、練習なのよ.
この枠、後輩のWくんが今年も指揮をしてくれます.
実は、自分自身の吹奏楽団での指揮・指導がうまくイケてるかどうかよく分からんようになってきてるのよ.
で、今日は自分が吹くだけでなく、Wくんの指導や指揮をじっくり観察するのです.
Wくんのやり方でいつも思うのは、フォルテを大き過ぎないようにさせる事.
フォルテの上にあるフォルテシモを念頭において、フォルテで暴れたがる血の気の多い輩を抑えます.
Wくんのスコアをのぞき見します.
蛍光ペンを使って、パートを役割ごとに色つけしてあります.
メロディーはピンク、対旋律は黄色、伴奏は緑、といった具合に.
今回の曲は、けっこう単純なオーケストレーションなのでこの方法は良い感じです.
Wくんの棒はダイナミックです.
伸び上がって落としたり、振りかぶって振ったり、アクションが大きいのよ.
アクションを派手に付けていない箇所でもストロークが長いのです.
素晴らしいところがいろいろあります.
でも、見習って実践出来るかどうかは難しいのよ.
彼は音楽をよく知ってますね。 <br>短期間、限られた練習回数で、お客様に聴いていただけるレベルに仕上げるには、どんな練習にすればいいかもわかってますしね。素晴らしい後輩です。見習わなければね。 <br>棒は戸惑うメンバーもいるようやけど私は分かりやすくて気に入ってます。 <br>アクションの大きさに惑わされて演奏してしまうメンバーが居るのがちょっと可哀想やね。 <br>