ひさびさにこのカテゴリーだ.
Yahoo!ニュースにて、レーシック手術の件数が激減した事が報じられています.
なんとまあ、手術数減少の原因として「メガネブーム」があげられているのよ.
一方、日本眼科医会の高野繁会長は「メガネブームや、コンタクトレンズの性能が格段に良くなったこともレーシック手術減少の一因では」と推測する。
かつてはメガネをかけると女性は「三分下がる(魅力が下がる)」と言われたものだが、今や「メガネ女子」「メガネっ娘(こ)」と呼ばれるように、メガネはおしゃれの必須アイテム。1万円以下の低価格メガネも普及し、多彩な色やデザインによるフレームのメガネでおしゃれを楽しむ女性は多い。男性も同様だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160625-00000538-san-hlth
うむむ.
これは大ニュースなのです.
web界隈では真っ当な情報源たるYahoo!ニュースにおいて「めがねっこ」の語がきわめて真っ当に語られているのよ.
でもねー、このニュースねー、なんかねー.
「メガネ女子」「メガネっ娘(こ)」なる語が普及してきているのは確かだと思います.
でもでも、「メガネはおしゃれの必須アイテム」になってきているのは信じ難いのよ.
「おしゃれの必須アイテム」と言うよりは「おしゃれのアイテムのひとつ」ぐらいの表現が正しいのではないかしらん.
「メガネでおしゃれを楽しむ女性は多い」とは言いますが「多い」なんてぼやけた表現ですので、100人中何人いるのやら.
「メガネでおしゃれを楽しむ女性もいる」程度のものなんでしょうに.
それは良しとして.
レーシック手術数減少は、レーシックの本質を怖がる人が増えてきたからでは、とはかせは想像しています.
ニュース本文中では、レーシック手術での角膜感染症の事故をとりあげて、レーシック手術は危ないとする考えがある事について書かれています.
そうではなくて.
手術や、術中の事故を恐れるよりも、レーシックそのものを恐れる向きがあるのではないかしらん.
レーシック難民などの語でぐぐると嘘か誠か、レーシック手術後のおそろしい症例が出てきます.
その中では、感染症などの術中の事故が原因ではなく、正しく手術が行われたのに、レーシック難民になってしまった症例もたーんと出てくるのです.
上記Yahoo!ニュースではその辺りをきちんと伝えてないように思います.
良いのかなー???
公益社団法人日本眼科協会webサイトを見ると、レーシックの危険性 (術中管理だけでなく、レーシックの本質的な危険性) への警告が書かれています.
レーシックを受けることをお考えの皆様へ ―そのレーシックは本当に安全でしょうか?―
この団体がどういう団体なのかはよく分かりませんが、Yahoo!ニュースもこのような危険性を啓蒙していかないといけないの鴨知れませんね.