図書館からヘルプ要請がありました.
Amazonアソシエイトの仕様が変わっているのか、Amazon書影が取得出来なくなってしまったのです.
図書館にてお仕事で使っているものなので、なんとかしないといけないのです.
該当のサーバーは、TCP Wrapper でいろいろ固めてあるのでリモートで触れないのよ.
サーバー設置場所に出かけ、コンソールで操作なのです.
こんな時のために用意してあるミニディスプレイとミニキーボードが大活躍だぜ.
さてさて、このシステムを組んだのはもう10年も前の事です.
Amazon の仕様がどうなっているのか、どうやって Amazon の情報を取得したのか、ドキュメントを見ても、もうちんぷんかんぷんです(^Q^;).
サーバー機でいろいろ検証すれば良いのですが、環境上そうもいかないのよ.
手持ちのマシンにて同じ環境を作り、そこでテストするのです.
ところがどっこい、このシステムを組んだときから、世の中がドえらく進化してしまいました.
FreeBSD は 8.2 から 11 へ、メジャーバージョンが3つ進んでるぞ.
Apacheは 1.3 から 2.4 になってるぞ.
MySQLは 5.1 から 5.6 へ.
これでは前回と同じシステムを組む事が出来ないの.
仕方がないので、「同一環境」を組むのはあきらめ、「似たような」環境を作るのです.
10.3-RELEASE の ISO イメージをダウンロード.
インストール用 CD を作ります.
駄菓子菓子、そんなにうまく行くわけないのよ.
なぜかサーバーマシンのDVDドライブが不調なの.
仕方が無いので不調なUSB接続の外付けDVDドライブが登場.
こいつ、なかなかうまく動いてくれません.
やっと FreeBSD をインストールすると、今度は、MySQL の character-set の設定がうまく出来ません.
ここでつかえてしまいました.
前回は、ports から make する際に、make WITH_CHARSET=sjis
と指定していたのですが、なぜかこの設定が効かない様子.
さーどうする.
MySQL の件、古いバージョンを遡っていくと、上記のインストール時のオプションが使える 5.1 が健在な様子.
/usr/ports/databases/mysql51-server/Makefile を見ると次のような箇所がありました.
.if defined(WITH_CHARSET) && ${WITH_CHARSET} != ""
CONFIGURE_ARGS+=--with-charset=${WITH_CHARSET}
.endif
.if defined(WITH_XCHARSET) && ${WITH_XCHARSET} != ""
CONFIGURE_ARGS+=--with-extra-charsets=${WITH_XCHARSET}
.endif
こういった記述が、次のバージョン以降では書かれてないのですよ.
そんなわけで 5.1 をインスコするのです.
# cd /usr/ports/databases/mysql51-server
# make WITH_CHARSET=sjis WITH_XCHARSET=all install clean
このオプション、使えなくなったのかしらん?
apache を先にインストールしたらダメなのかしらん?
またの機会に試します.