吹奏楽団の練習日なのです.
今週から新しいシーズンの開幕なのよ.
新曲を配ります.
今シーズンやるのんは3曲.
はかせはモーツァルトの「ポストホルンセレナーデ」の指導を担当します.
今回は選曲にあたっては、特別に意見は出していません.
それでも、「指回しとか音域とかで困らない曲をやりたいな」という希望からは外れない曲になってくれました.
「こんな速すぎるパッセージは無理無理カタツムリ」
「こんな高い音は出ないNaiNaiシックスティーン」
などなどの文句をあらかじめ封じて、表現を鍛えたいのです.
な~んて格好付けてても、オーボエさんから早速「この音域は無理」との泣きが入りました.
ごめんなさい.
はかせはオーボエは全然触ったことないので、何もわかりません.
とりあえず、出せない音はオクターブ下げて下さいませ.
無理な音域でピッチに困って音楽がおかしくなるよりも、確実な音域でしっかり吹いて欲しいのですよ.
理想はおいといて、初見演奏で合奏します.
指揮棒を降ろすのですが、思ったような音が出てこない...
表現とかそれ以前の問題なのです.
あちこちダメ出しを入れながら、最後までやってみます.
簡単な譜面にしたつもりなのですが、はかせの目の前の奏者達は難しそうなのよ.
毎回、楽譜を配る度に陥る絶望感.
「そこ、間違ってるよ.こうしてね」と指導を入れるのですが、はかせの指導を再現出来ない奏者が続出.
現実が現れると、理想がどんどん壊れていく.
どうすればいいんだ.
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私もオーボエはよくわからんが、彼女の言うことは、甘えてるとこもあると思う。 <br>うちの楽団の人は、クラッシックアレンジに慣れてないから、どんなに簡単な譜面でも、演奏するのは苦手なんやともおう。 <br>吹奏楽オリジナルの楽譜って、吹きやすいよう、指が回りやすいように書いてあるしね。