吹奏楽団の練習日なのです.
最近個人練習の時間で吹いてる曲は、バッハの無伴奏チェロ組曲から、第1番の「アルマンド」と、第6番の「アルマンド」です.
第1番の方はそんなに難しくないのですが、第6番の方は音域が広く、けっこう頑張って吹いています.
最高音域にて強弱を付けるのが難しく、一本調子になってしまう事に最近気がついて、その辺りをなんとかすべく励んでいます.
もひとつ、この曲、譜面上で記されている和音を演奏するのが問題なのです.
2音の和音は、チェロではダブルストップで当然のように演奏されるのです.
3音以上の和音は、チェロでもピアノの和音のように演奏するのは無理なので、アルペジオを交えて演奏するようです.
管楽器では、どうするのか.
プロの先生に一度単発でこの曲をレッスンして貰った時は、素早いアルペジオでタラリーとやるのだよ、と教えて貰いました.
その後、ずっとそうやって吹いていたのですよ.
駄菓子菓子.
そうすると、フレーズ感と言うか、音と音のつながりが無くなってしまうのがずっと気になっていたのです.
思い切って、和音を省略して単音でやってみると、あれ、音楽としてはこっちの方が良い感じ.
ちょっとこれでやってみます.