吹奏楽団の練習日なのです.
今日のリードはピッチが悪いのよ.
他のメンバーと合わせてみると、自分のピッチの悪さがよく分かる、なんて生やさしいものではなく、一人で吹いていても分かるピッチの悪さなのですよ.
こんな風にリードの調子が悪いのんはすんごいイヤなのです.
あるいはリードの調子によって演奏が左右されるのはすんごいイヤなのです.
どんなリードでも吹きこなせるのが良いプレーヤーなのでしょうが、その域に達するのはなかなか大変です.
どんなりードにも通用する調整法を身につけたいのです.
できるだけ具体的に指示を出すことを心がけています.
イメージを伝えての指示は出さないようにしています.
「ここは海です」「これは空です」なんて言われても、はかせが奏者だったらどうやって良いのか分からないのよ.
なんて事を書いていても、イメージ的な指示出しまくりです.
楽ちんやもんね.
「ここをこうしてね」と指導しています.
音符の長さとか、息を吸う場所とかを示します.
イヤな例と、こうして欲しい例を歌って示します.
こちらの指示に対して、以前は奏者から、それは違うんとちゃう? などと責められて困ってしまった事もありましたが、最近はみなさん、はかせの独裁にあきれたのか、好きにさせて貰っています.
何度か指示を繰り返すとなかなか良い感じに音楽が流れてくれます.
ありがたい事です.