どこからともなくFreeBSD 6.2-RELEASEが公開されたよとの情報をゲット.
こないだから FreeBSD のパソコンで X を動かして遊ぼうといろいろやっていたのでこの際最新の6.2-RELEASEをインストールしてみるのですよ.
昔とは違いはかせの環境も良くなったもんで、CD-Rを作成できるドライブが手元にあるのですよ.
そんなわけで、インストール用のisoイメージファイルをダウンロードして CD-RW からのインストール.
今回は X を使えるようにするためディストリビューション選択の画面で「9 X-User」を選びます.
インストールは何も問題無く終了.
何事もなしに簡単に動き出しますよ.
慣れてきた事もありますが、はかせが初めて FreeBSD をインストールしようと思った時とは桁違いにインストールが簡単になりました.
嬉しいことです(^Q^).
ここからが初挑戦.
Gnome を動かしてみるべくいろいろ努力なのですよ.
まずはいつものように日本語環境の設定です.
日本語環境の設定についてはFreeBSDちょっとメモ(その55)日本語コンソールの通り.
sysinstall の japanese カテゴリーから
ja-FreeWnn-server
ja-jvim-canna+FreeWnn
ja-kon2-14dot
ja-less+iso
ja-ls
ja-man
ja-man-doc
をインストールします.
.cshrc を書き換えます.
以下をコメントアウト
# alias la ls -a
# alias lf ls -FA
# alias ll ls -lA
# setenv PAGER more
以下を追加
setenv LANG ja_JP.eucJP
setenv JSERVER localhost
setenv CANNAHOST localhost
setenv XMODIFIERS '@im=kinput2'
setenv LC_CTYPE ja_JP.eucJP
setenv JLESSCHARSET japanese
alias man env LANG=ja_JP.EUC jman
setenv PAGER jless
alias ls /usr/local/bin/jls
alias la /usr/local/bin/jls -a
alias lf /usr/local/bin/jls -FA
alias ll /usr/local/bin/jls -lA
/etc/rc.conf を書き換えます.
以下を追加
wnn_enable="YES"
canna_enable="YES"
これで再起動すると日本語コンソールが使える...筈です.
周りにちょうどいい解説本が見つからないのでこの項はかなりいい加減...
まずは xorg.conf ファイルの生成.
rootになって
# Xorg -configure
と打つと /root/xorg.conf.new が生成されます.
出来た設定ファイルを/etc/X11にコピーします.
# cp /root/xorg.conf.new /etc/X11/xorg.conf
.xinitrc をホームディレクトリにコピーします.
& cp /usr/X11R6/lib/X11/xinit/xiintrc ~/.xinitrc
ここで startx するとおなじみ twn の画面が現れます.
いつものように sysinstall から行います.
gnome のカテゴリーから
gnome2-2.16.1_2
gnome2-fifth-toe-2.16.1
を選択してインストール.
rehash したら一般ユーザーに戻り、.xinitrc を修正します.
以下を削除
/usr/X11R6/bin/twm &
/usr/X11R6/bin/xclock -geometry 50x50-1+1 &
/usr/X11R6/bin/xterm -geometry 80x50+494+51 &
/usr/X11R6/bin/xterm -geometry 80x20+494-0 &
exec /usr/X11R6/bin/xterm -geometry 80x66+0+0 -name login
削除した部分に以下を追加
kinput2 -wnn &
kinput2 -canna &
sleep 3
exec gnome-session
これで startx すると gnome が起動してくれましたよ.
これでktermなどのアプリケーションの日本語入力も出来ます.
なかなかいい感じなのですよ.
でもでもまだまだ設定をいじらないとダメです.
日本語キーボードの設定や画面の解像度の設定などは /etc/X11/xorg.conf をいろいろとさわってやらないとダメなようです.