京都では春になると花街で芸妓さん舞妓ちゃん達の「をどり」(宝塚の公演みたいな歌とお芝居と踊りの会) が催されます.
これ、けっこう人気のあるものなのです.
観光会社もツアーを組んでるようで、観光バスで沢山のお客さんが来たりもするのよ.
はかせは恥ずかしながら10年以上京都に住んでたにも関わらず、去年の春に行ったのが初めてだったのでした.
そんな北野をどり、今年も行ってきましたよ.
去年は当日に切符を買ったため後ろの方のあまり良くない席だったのですが、今年は妻ちゃまが張り切って一番前の席をとってくれましたよ(^Q^).
去年は座席から↑こんな風景↑が見えていたのですが
一番前の座席に座ると同じぼんぼりがこんな風に見えます.
舞台はほんとに目の前.
最前列って素敵です.
最前列でワクテカしてるうちにいよいよ第一部のお芝居が始まりまする.
きれいどころのおねーさん達がこんな近くで見えるのよ.
やっぱり最前列は素敵です.
_ 第2部は踊りステージです.
第1部は芸妓のおねーさんだけしか出演しないのですが、ここからは舞妓ちゃんも出てきます.
舞妓ちゃんの出番が来るとはかせの後ろに陣取った舞妓ちゃんファンらしき3人組が大きなカメラのシャッター音を派手にならしていました.
「舞妓ちゃんカワユス(*^Q^*).イパーイ写真撮るよー」と言う気持ちは分かるのですが、芸妓のおねーさんの出番では全く無反応で舞妓ちゃんのいる時だけバチバチ撮ってるのはちょっとおねーさん方にとっては気分わるいもんでしょうね.
とは言え、舞妓ちゃんカワユス(*^Q^*).
やぱし、すぐ近くで見るのはなかなかいいもんです.
相当に最前列は素敵です.
存分に楽しんで帰ってきました.
音楽会でもお芝居でもいい席はやっぱりいいもんですね.
最近の出来のいいホールだとどこの席でもけっこう楽しめるものですが、上七軒の歌舞練場のように古い設計のホールだといい席を選ぶのは鑑賞においてかなり重要なポイント.
日本舞踊を習い始めたはかせにとっては見るポイントもまた違ってきます.
漠然と見てるよりは舞踊を知った上で見た方がまた楽し.
はかせは全然分からないのですが、地方 (じかた=三味線などの演奏の人) の事も分かってたらもっと楽しいだろーなー.
妻ちゃまははかせに「地方さんの楽器を習いたまえ」と言うのですが、どうやったら習えるもんなんですかね?
お師匠さんにツテがあってもお気軽に入門するのはちょっと難しそうですね.
和の習い事ってけっこう厳しそうです.
お金もかかりそうです.
日本舞踊もかつてはそんな世界だったのですが、あまりにもお高くなりすぎて庶民の足が遠のいてしまい、その結果お手軽に始めることの出来る新舞踊がうまれたそうです.
(もちろんはかせが習ってるのは新舞踊だよ)