吹奏楽団の練習日です.
『旧友』について、先週指揮者先生からダメ出しをくらった箇所を集中的におさらいなのです.
ダメな箇所は直さなければいけないのですが、一週間たっても直っていないのよ.
例えば『旧友』において、
[譜例1]
[譜例2]
などの拍子がたくさん出現します.
これらを
[譜例3]
と演奏してしまう人が多数いるのよ.
スキップのリズムは音の長さの比が3対1になっている、シャッフルは音の長さの比が2対1になっている、これらの違いが出来ていないの.
_ こんな練習の状態で不安になったのは、[譜例3]のように演奏してしまう人は上手に楽器をコントロール出来ないのではなく、[譜例1]と[譜例3]の違いが分からないのではないか、ということ.
出来ていない人たちは、どこがダメでどのように直せばいいのか分かっていないのか、それとも、ダメな理由は分かっているけど技術が間に合わなくて出来ないのか、この違いを指導者が切り分けして指導出来ないといつまでたっても出来ないように思います.
以前所属していたオケでも同様に3対1のスキップを2対1で演奏するメンバーが多くてイヤンな気持ちになった経験があります.
このオケでは音楽教育を受けた筈の指揮者先生でさえダメダメでした.
そこから類推するに、スキップとシャッフルの違いが聞き分けられない人はけっこう多いのではないかと思います.
ピアノを習っているとけっこう早い段階で
[譜例4]
のようなパターンを練習します.
このパターンを知っていると、スキップとシャッフルの違いは一目瞭然なのです.
吹奏楽でも同様の楽譜を図示して視覚・聴覚の両面から指導してやる事が必要なように思います.
私の場合は、、、、2/2が読めません。。。orz
ドレミ楽譜に頼っておるのが敗因じゃ
その通りでございます。。っていうか数学的素養がないので<br>1/4+1/2が縦線をまたぐと判らなくなるのよ。。。