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たいへん日記

私へ●たいはかせの日記、と言うよりは雑記です.
日々の出来事を書いていくのではなく、普段から思っていることをとりとめもなく書いていくつもりです.
とかなんとか言いながらも日々の行動の記録が大半を占めているあたりがニントモカントモ...

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2013年07月31日(Wednesday) ぐだぐだにゆれる日々

_ [音楽] ゆれるテンポ

先日のお日記にN親分からコメント頂いたので、揺れるテンポについてもうちょっと書きます.
グダグダと書き散らかすので読みにくい文章になるのはおゆるしあれ.

「テンポが揺れる」で連想してしまう「テンポ・ルバート」.
テンポ・ルバートは日本語にすると「盗まれた時間」の意だそうです.
その語の表す通り、音符の長さをあっちからとって、こっちに付け足したりしながら、奏者の好きなように音符の長さをいじってね、との意の記号だそうです.
大事なのは、盗んだ拍は返しておかないといけない事.
で、全体としては、音楽の流れは停滞したり、速くなったりする事はダメなのです.
(古典的なテンポ・ルバートのお話なので、現在は違うよー)

演奏している中で、意識せずに音符の長さが長くなったり短くなったりする事があります.
それは聞いていておかしくない範囲のものなら良いのだと思います.
でもでも、うちの楽団のんでは、聞いてて不自然なのが大杉!!
いわゆる「タメ」があるのは良いのですが、タメの後、なぜかテンポが落ちてしまい、タメは単にモタりの原因になってるだけ...
前述のテンポ・ルバートとは違いますが、タメた後はちゃんとテンポを戻そうよ.

基準たるテンポが根底にあった上で音楽が流れていけば多少の音符の伸び縮みは問題ないと思います.

テンポを気にすることなしに、音の出が速い・遅いだけを気にしている奏者がいます.
メロディーが特定の音をタメて吹いたため、次の音符の出が遅くなる.
伴奏奏者が出の遅れたメロディーに合わせて吹き、ついでにさらに次の音符まで出を遅くしてしまう.
結果としてどんどんテンポが伸びてモタってしまう.

そもそも、メロディー奏者がテンポ感をしっかり持って吹いていたら良いのんですけどねー.

スキップをきちんと吹けない人がいます.
スキップの長い方の音符が短くなってしまうのです.
「長い音符はしっかり長く吹け」とはよく言われる事ですが、はかせもこれが疎かになる事がよくあります.
付点四分音符-八分音符のスキップが八分音符の三連になってしまう事がひょいひょいあります.
相当速いテンポの曲ならまぁ気にならないのですが、ゆっくりな曲でこれをされたらイヤンなのよ.
(以前にいてたオケの指導者氏にこれをされた時は相当に困った...)
スキップをシャッフルに取り間違いするのんで困る事がもひとつあるのよ.
この間違いの過程にて、16分音符1個分の音価を脱落させる人がいるのです.
「ターンタターンタターンタターンタ」

「タータタータタータタータ」
としちゃう過程で1小節間に1拍分速くなってしまう.
次の小節からはテンポ自体が元の1.5倍のスピードになっちゃう.
こんな奇妙な事をしちゃう人がいるのよ.
「長い音符はしっかり長く吹け」は守らさないといかんのですよ.

ゆっくりの曲って相当上手に演奏しないとダレダレになってしまいます.
ダレダレに陥らない方法として「曲中で、分からないようにちょっとずつテンポを上げていくと良い」と聞いた事があります.
(以前読んだ本にかいてありました.相当昔に読んだ本なので出典が分からん(^Q^;).)
今、楽団で「テネシー・ワルツ」をやっています.
どんなテンポでやってるのかしらん、とパティ・ペイジの録音 (マーキュリーの独りデュエットのん) にあたってみたところ、曲の始まりは86、終わりは96でした.
これを指揮者が意図的に不自然にならんように仕掛けるのんはけっこう難しいと思うのよ.

あー、なんかぐだぐだ書いてしまった(^Q^;).