吹奏楽団の練習日なのです.
今、楽団でとりあげている楽譜の中で、ミュージックエイト社版の楽譜がいくつかあります.
ミュージックエイト社の楽譜を演奏してよく出会うのが、編曲者オリジナルの対旋律.
中学生の頃は
「元の曲にこんなん無かったなー」
と思いつつもバリバリ吹いていました.
今は
「元の曲にこんなん無いし、バリバリ吹いてもカッコ悪いやん」
と思い、目立たぬように地味に吹いています.
今回やってる曲に上記のような対旋律が出てきました.
例のごとく、
「こんなん元の曲にあれへんよなー.目立つのんもなんやし、控えめに吹こう」
なんて事をやっていたのですよ.
すると、N親分から
「もっと吹きなさい」
との指示がありました.
吹かんとあかへんのんです.
それは良しとして.
ミュージックエイト社の楽譜で、元曲を再現しようと言うつもりの無いような物がよくあります.
こういうのんって、あんまり好きじゃないのです.
前述のように編曲者オリジナルの対旋律が出てきたり、
和音進行が編曲者のオリジナルだったり、
曲の構成そのものが編曲者のオリジナルだったり、
ちょっと悲しいのですよ.
人によっては「けしからん」とも言うのですよ.
小中学生の演奏のために教育上の配慮を行っているのはよく分かります.
旋律の一部を簡単なものに置き換えたりと言うことはあるでしょう.
でも、曲の雰囲気を全く作り替えてしまうのは好きじゃないなー.