吹奏楽団で次シーズンに取り上げる曲をアレンジ中です.
吹奏楽で編曲モノを演奏する事について、巷ではいろいろ意見があります.
オリジナル偏重主義な人もけっこういてますね.
編曲モノじゃないとコンクールで良い賞を取れないとか、編曲モノではコンクールで良い賞をとれないとか.
よく分からん話題も伝え聞かれます.
どっちやねん.
はかせも以前は編曲モノを取り上げるのは良くない、と考えていましたが...
今では編曲モノけっこう好きです(^Q^).
何十年も何百年も時を経て伝えられてきたような曲には学ぶべきところが多いと思うのです.
メンバー達に、そんな曲に触れて欲しいのですよ.
で、音楽への・曲への感じ方・触れ方・接し方を身につけてほしいな、と考えています.
そんな思いで選曲し、編曲しています.
今回は、「コッペリア」の『マズルカ』を取り上げました.
バレエ曲です.
ちょっと賑やかな曲です.
例年、パーカッション無しの曲ばかりだったのですが、今年は要タイコな曲です.
今までと違う視点で曲を選ぶのはちょっと難しかったのよ.
選曲にあたって気にしているのが、難易度のことなのです.
メンバーには「指回し」だけにとらわれすぎて、前述のような事を忘れて欲しくないのですよ.
「弦の響きの代わりにクラリネットが必死になってカクカク吹いてる。何が悲しゅうてそんな音を聴かにゃならんのか。」
なんて事を言う人もいます.
これにはけっこう同意です(^Q^;).
アレンジどうのこうのより、そんな曲を取り上げる時点で間違ってるのではないか、と思うのよ.
もちろん、指回しの超絶巧い人たちがいーっぱい揃ってる楽団なら問題ないのでしょう.
残念な事にうちの楽団はそのレベルではないのよ.
いつもありがとう。 <br>楽しみにしています。 <br>来年のTWPも編曲お願いしたいんだけど。