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たいへん日記

私へ●たいはかせの日記、と言うよりは雑記です.
日々の出来事を書いていくのではなく、普段から思っていることをとりとめもなく書いていくつもりです.
とかなんとか言いながらも日々の行動の記録が大半を占めているあたりがニントモカントモ...

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2019年06月06日(Thursday) フレーズを作る日々

_ [音楽] フレーズ

吹奏楽団の練習日なのです.

今期はテンポがゆっくりな難易度の低い曲をまかされています.
こういう曲をやりたかったんですよ.
こういう曲だと、技術の低いメンバーでもとりあえず楽譜通り演奏出来るのですよ.
で、「楽譜通りに演奏する」以上の事に取り組めるのです.
やりたかったのは、メロディーの歌い方です.
ソルフェージュぽい事をちょっと実践します.

_ [音楽] フレージング

まずはフレージング.
楽譜には明解にフレーズが記されている事が多いのです.
これを軽視してしまう事が多々あるのですよ.
(4小節のフレーズ)なのに、(2小節のフレーズ)+(2小節のフレーズ)に分けて演奏してしまう.
逆に、(2小節のフレーズ)+(2小節のフレーズ)なのに引っ付けてしまい(4小節のフレーズ)にして演奏しちゃう.

前者については、指示すると納得して、指示通りに演奏してくれるのます.
後者については、指示したところ、メンバー達に「???」という顔をされてしまった...
あー、その気持ちは分かるんですよ.
はかせも同じ様な事をやって、N親分に指摘された記憶があります.
駄菓子菓子、フレーズの中の重心がドコになるのかを意識すると、(2小節のフレーズ)+(2小節のフレーズ)を(4小節のフレーズ)にして演奏するのは、ぼやけたフレージングを作ってしまう事になっちゃうのです.

_ [音楽] フレーズの重心

フレーズ分けが出来たら、フレーズの中の重心を考えます.
導入句の直後の重心はすごく分かりやすくて大事なとこだと思います.
アクセントに向かって緊張を高めていった後の高まった緊張が頂点に達して反動で弛緩や開放がなされる部分ですよね.
ここに演奏上のアクセントを置いてもらうのよ.
アクセントを置く音は、強めに演奏する.
あるいは、音の長さをちょっと長くするようにさせています.
長さについては意識しすぎると気持ち悪い演奏になるので、「ここは長めに」とは言わないで棒だけで指示するくらいにしてます.

_ [音楽] フレーズの底にある和音

これは難しいよね.
分かりやすいところからお話しています.
ピアノを習った人なら「Ⅴ→Ⅰ」の動きをなんとなく知ってるかな.
あとは分かりやすそうなところで、「Ⅰsus4→Ⅰ」の動きをピアノで音を出して体験してもらいます.
あんまり難しい事を言うとメンバーを煙に巻く事になるので、これ以上はやめよう.

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]
_ Toshi (2019年06月12日(Wednesday) 00:55)

例えがJazzの話になっちゃいますけども,極論するとフレージングとアクセントの置き方だけでJazz特有のリズム感(=ノリ)を生みだしていたりするンですが,それを表面的にリズムだけで強引にやるから聞くに堪えない,スイングしない "なんちゃってJazz" になってしまう,ってなことが吹奏楽界隈では頻繁におきてますね(苦笑)。 <br>でもそれらは記譜されているワケではなくて,何も知らなければ当然の結果だとも言えます。朗読の時に文章の流れを読み取るのと同じように,フレーズの流れを譜面から見つけ出す訓練が大事なんだと思います。 <br>和音に関しては,基音(ドミナント)を常に意識するというか,最初はその方がとっかかりやすくてイィかもしれませんね。 <br>