この日記などを動かしている kerop.info のサーバーは VIA の Mini-ITX のマザーボードを使っています.
これにHitachi (旧IBM) 2.5インチハードディスクを搭載していますが、どうも何かが良くないようでして、dmesg の最後の方にこんな怪しげなものが出ています.
ad0: 114473MB[232581/16/63] at ata0-master UDMA100
Mounting root from ufs:/dev/ad0s1a
ad0s1g: UDMA ICRC error reading fsbn 328528895 of 163379168-163379175 (ad0s1 bn 328528895; cn 20449 tn 249 sn 23) retrying
ad0s1g: UDMA ICRC error reading fsbn 328528895 of 163379168-163379175 (ad0s1 bn 328528895; cn 20449 tn 249 sn 23) retrying
ad0s1g: UDMA ICRC error reading fsbn 328528895 of 163379168-163379175 (ad0s1 bn 328528895; cn 20449 tn 249 sn 23) retrying
ad0s1g: UDMA ICRC error reading fsbn 328528895 of 163379168-163379175 (ad0s1 bn 328528895; cn 20449 tn 249 sn 23) falling back to PIO mode
最初はディスクが壊れたか、と思っていたのですが、そうではなく HDD を UDMA100 で認識出来ず、PIOモードで動作させますよ、とのメッセージのようです.
こりゃいかん、と思い、対策としてまず ATA のケーブルををちょっといいものに交換してみたのですが効果なし.
HDDを交換しても効果なし.
で、ずーーーっとこの状態なのです.
ま、これでも問題なく動作しているので放置していました.
_ ずっと放置していたこの件について最近になっていろいろ調べたところ、これってマザーボードとHDDの相性で生じる問題なそうです.
で、再度策を講じます.
いろいろ調べると、マシンが起動する際に atacontrol コマンドで HDD を UDMA66 だと認識させれば OK のようです.
ここで登場 /etc/rc.early.
/etc/rc.early は起動の際、かなり早い段階で読み込まれるコマンドだそうな.(はかせは詳しいことはよく分かっていません...)
#!/bin/sh
atacontrol mode 0 UDMA66 UDMA66
との /etc/rc.early を作ります.
その後再起動.
これで dmesg すると...
ad0: 114473MB[232581/16/63] at ata0-master UDMA100
Mounting root from ufs:/dev/ad0s1a
どうもめでたしめでたしのようです(^Q^).