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たいへん日記

私へ●たいはかせの日記、と言うよりは雑記です.
日々の出来事を書いていくのではなく、普段から思っていることをとりとめもなく書いていくつもりです.
とかなんとか言いながらも日々の行動の記録が大半を占めているあたりがニントモカントモ...

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2008年06月26日(Thursday) がさつな米国製商品に涙を流す日々

_ [音楽] ファゴットスタンド

バスーンを吹く上でのイヤンな事は、ちょっとした休憩時に楽器を置いておくのが難しいことです.
自然な形でイスの上に寝かせてしまいがちですが、これは楽器にとってはダメダメな形なの.
これを嫌がる人たちは部屋の隅っこに立てかけておくのです.
バスーン奏者が複数集まると部屋の隅っこの取り合いになるのよ (これホント).
隅っこに立てておくのは楽器がすべってこける心配がありそうですが、未だにそんな事件にお目にかかった事もないしきいたことありません.
なので大丈夫なんでしょう.

それでも心配な方は楽器スタンド.
アイダ社のF150 Fagottoが比較的普及しているようでちょいちょいと見かけます.
これを使えば安心なのです.

_ [音楽] フォックスのファゴットスタンド

今回とりあげたのはアイダではなくフォックス社のファゴットスタンドです.
http://www.kkdac.co.jp/cgi-bin/webshop/list.cgi?cid=fagotto_4
↑こちら↑で販売されています.
アイダ製のものが「持ち運びに便利なアルミ製軽量スタンド。」と紹介されているのに対し、フォックス製のものは「コンパクトで持ち運びにたいへん便利なスタンド。重量:0.88kg」との宣伝文句で、コンパクトさと軽さが売り文句となっています.
これは期待感ワクワク増大、ということでお買い上げしちゃいました(^Q^;).

包装を開けてみるとこんな様子.

後脚パーツ (写真右) と前脚・胴パーツ (写真左) の2つのパーツに分かれており、パーツの連結は蝶ネジで行います.

合体させるとこんな状態.

上下の楽器を支える部分をくるっと回して蝶ネジで固定します.
楽器を支える部分は本体に蝶ネジでとめられており、手で簡単に回せるようになっています.


これが完成形.

楽器を載せてみるとこんな感じ.

楽器と触れる部分には布が巻かれており楽器に傷が付きません.
蝶ネジで締める必要がある箇所以外はすべて布が巻かれています.
床にも傷はつきません.

_ 実際に使ったところ、なんの不都合もありません.
十分な強度で楽器を支えてくれます.

アイダのものと較べて良かった点.
ブーツジョイントだけを支えているため、アイダのものと較べて楽器のジョイントに負担がかからなさそうです.
アイダのものは楽器の置き方によってはテナージョイントのキーにストレスをかけてしまいますが、上部支えるパーツがブーツジョイントの銀の胴輪部分で重量を支えてるため、その心配がありません.
手元の体重計で重量を量ってみると1キロたらず.
アイダのものよりはやや軽い.

_ あまり嬉しくない点.
コンパクトなため、楽器スタンドの存在に気がつかず蹴っ飛ばす可能性があります.
はかせはそうは思わないですが、周囲の者に言われました.
蝶ネジがぱっと見の高級感をそいでいます.
実用上は蝶ネジで問題ありません.
ホームセンターで適当なネジを買って取り替えれば大丈夫.
最高に悲しい点は、折り畳んでも小さくならないこと(T_T).
右がアイダのF150 fagottoです.

カバンにも入らないので移動には不向きかも.
「コンパクト」とのふれこみでしたが、完成形がコンパクトなのであって、折り畳んだ形は「コンパクト」にはほど遠いの.
形もいびつで運ぶのも不便です.

「米国製はどうもガサツでいかん」と言う者がいましたがなんとなく分かるよ...